イチロー11打席無安打 米メディア「打席に立てないことが記録の妨げに」

打席内容にも変化が…詳細なデータ紹介

 イチローは5日時点で試合のなかった日も含めて8日間ヒットが出ていない。すでにメイズとワグナーを上回っていることになる。もちろん、最大の理由は4番手外野手という立場のために打席数が少ないことだろう。29日のカージナルス戦の後、守備から出場して2打席に立った7月30日(同31日)以外の試合は、代打の1打席のみで、いずれも凡退に終わっている。

「毎試合、打席に立てないことが記録達成の妨げとなっている。彼は代打での出場機会を生かさなければならない」

 ヒットが出ない間、打席の内容にも変化が出ているという。記事では「彼は差し迫った状況にあるように見える」とした上で「スランプに陥る前、彼は42%の球をスイングしていた。しかし、最近の打席では53球中31スイング、つまり58%の球を振っている。そして31スイング中、12スイングはボール球だった」と詳細なデータを紹介している。

 偉業達成目前で訪れた、思わぬ足踏み。イチローのバットに米メディアも注目し続けている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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