広島・緒方監督、今季初の4連敗に「噛み合わせが悪くなることもある」
気持ちを切り替えた指揮官
指揮官は「昨日も同じようなことを言ったけど」と前置きした後、「こういう展開で接戦をものにするためには、流れがこちらに来た時に、しっかりものにすることが大切。それは選手もわかっている」と自らに言い聞かせるように話した。
前日に揃って打ち込まれたジャクソン、中崎のリリーフ陣が、いずれも無失点に抑えた。いずれも1点ビハインドでの登板となったが、緒方監督は「相手が巨人だからというわけではない。どんな試合でも、勝つチャンスがあれば、こういう起用になる。今日もそんな展開になったので、いってもらった」と説明した。
5回で降板した黒田に対しても、「序盤で球数が多くなってしまったが、ランナーを出しても、しっかり粘って投げてくれた」とベテランをねぎらった緒方監督。「また明日、がんばります」と最後は気持ちを切り替えていた。
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo