イチロー、野球の五輪復活に独自見解 「アマチュア最高の大会であるべき」

WBCと五輪に対する思いは?

 マーリンズのイチロー外野手は7日(日本時間8日)、敵地でのロッキーズ戦で史上30人目のメジャー通算3000安打を達成した。ライトフェンス直撃の三塁打で金字塔に到達。試合後には記者会見を行い、野球の五輪復活についても言及。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)との違いについても持論を明かした。

「4年後の東京五輪で野球が正式競技として復活することについてどう思うか?」

 3000安打達成の記者会見で質問を受けたイチローは少しの間、考えてから以下のように答えた。

「どういう形で復活するのか、ということによるんじゃないですか。オリンピックは、これは僕の意見ということですけど、昔から変わらないことですね。アマチュアの最高の大会であるべきだ、っていうふうに僕は思っているので。WBCという大会が世界大会としてもう一つあるんですけど、これはプロがベストのチームですね、プロを含んだベストのチームで戦うべきっていうのが僕の考え方ですね。オリンピックはやっぱりアマチュアの最高の大会であってほしいなっていうふうに思います」

 イチローは2006、09年とWBCでの2連覇達成に大きく貢献。プロとして世界一に立った。ただ、WBCでの世界一と五輪での優勝は別だと考えているようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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