岩隈久志、強力打線に7回無失点8Kと好投! トップと2差の13勝目&通算60勝

タイガース打線零封で自身2連勝、マリナーズを4連勝に導く

 マリナーズの岩隈久志投手が8日(日本時間9日)の本拠地タイガース戦で7回5安打無失点の力投を見せ、チームを3-0の勝利に導いた。自身2連勝で、リーグトップのJ.A.ハップ(ブルージェイズ)に2勝差と迫る同5位タイの13勝目(7敗)を挙げた。また、渡米5シーズン目で通算60勝目(32敗)。青木宣親外野手は「1番・レフト」でスタメン出場し、4打数1安打1得点だった。

 岩隈は初回、四球とヒットで1死一、二塁としたが、4番のV・マルティネスをレフトライナー、続くJ・マルティネスを遊ゴロに打ち取る。

 2回、3回もヒットを許したものの要所を締めて点を与えない。4回は先頭のV・マルティネスにセンターへヒットを浴びたが、続くJ・マルティネス、アップトン、マギーと3者連続三振と圧巻の投球。5回、6回は3者凡退に打ち取ると、7回は1死からアップトンに右前安打を許したが、続くマギーをセンターフライ、サルタラマッキアを空振り三振に。2回にシーガーのタイムリーなどで奪った2点を死守する好投を見せた。

 岩隈は7回を投げ終えて97球となり降板。8回には2死から青木が二塁打をマーク。続くエレディアの右前適時打で貴重な追加点を挙げた。

 マリナーズは救援陣も無失点で切り抜け、完封リレーで4連勝。岩隈はこの日7回5安打1四球8奪三振無失点で防御率3.79となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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