中日、森監督代行が初采配で初勝利! 延長10回にビシエドがV打

試合前に谷繁監督が“休養”発表、奮起したチームが粘り勝ち

 中日は9日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)で延長10回の末、ビシエドのV打で2-1でサヨナラ勝ちした。

 試合前に谷繁監督が事実上の解任となる“休養”を発表。森繁和ヘッドコーチが監督代行として初采配を奮った試合で初勝利を飾った。

 この日は中日・吉見、ヤクルト・石川の両先発が好投を披露。中日は、3回に1死二塁から大島のセンターへの適時打で先制に成功したが、その後は攻めあぐねた。マウンド上の吉見は、5回に味方失策も絡んで1失点。それでも6回から6者連続凡退で勝機をつないだ。

 延長10回、先頭の大島が四球で出塁すると、2死二塁の場面で、この日4打数無安打だったビシエドが打席へ向かった。「何としてでも打ってやろうと思って」というビシエドは、交代したばかりの平井から左中間を破るサヨナラ打。「とてもうれしいです」と新体制での初勝利を喜んだ。

 【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY