田澤純一が球団歴代単独5位の287登板も、2失点と結果はホロ苦

救援投手として287試合に登板、4位はデルカーメンの289登板

 レッドソックス田澤純一投手が10日(日本時間11日)、本拠地でのヤンキース戦に登板し、リリーバーとして球団史上歴代単独5位となる287登板を記録した。

 同点で迎えた7回2死一、二塁の場面で5番目としてマウンドへ。最初の打者テシェイラに四球を与えて満塁とすると、続くカストロに左翼線へ二塁打されて2失点。最後はグレゴリウスをサードフライに打ち取ったが、ヤンキースに勝ち越し点を与えてしまった。

 この日の登板が、田澤にとって今季42試合目。メジャー通算291試合目の登板だったが、このうち4試合で先発したので、救援としての登板は287試合となる。長い歴史を誇る名門レッドソックスで、リリーバーとして史上最多登板をしているのはボブ・スタンレーの552登板。2位はジョナサン・パペルボンの396登板、3位はマイク・ティムリンの396登板、4位はマニー・デルカーメンの289登板となっている。田澤はディック・ラダッツの286登板を超え、単独5位となった。

 今季は右肩の違和感で一時戦線離脱したものの、すでに42試合で登板。昨年まで3シーズン連続で60試合登板を果たすなど、ブルペンには欠かせない存在になっている。現在、ア・リーグ東地区首位を争うチームにとって、プレーオフ進出、そして世界一を目指すために非常に重要な役割を果たすことになりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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