ジラルディ監督、Aロッド最後の願いを却下 引退試合はDHで出場

マーリンズと契約の噂も「自分では、これが最後」と改めて引退を強調

 ジラルディ監督のつれない返事に、A・ロッドが腹を立て、引退間際に新たな遺恨が勃発か?と思いきや、A・ロッドも事情を理解。「三塁だったら楽しいと思っただけ。大切な頼みじゃなかったし、まだシーズン真っ最中。もっともな答えだよ」と話したそうだ。さらに「別に大事にするつもりはない。ひょっとしたら(おぼつかない守備を見せて)恥を掻かないように配慮してくれたのかもしれない」と笑ったという。

 12日の引退試合後は、自宅のあるマイアミに戻り、しばらく休養する予定だという。地元マイアミに拠点を置くマーリンズが、A・ロッドとの契約を討議しているという報道もあるが、「(引退試合より)先のことは考えていない。(ヤンキースのユニフォーム)ピンストライプを尊重しているし、この球団に敬意を持っている。自分では、これが最後」と改めて現役引退を強調したそうだ。

 22年にわたる現役生活中は、良くも悪くも常にスポットライトを浴び続けたA・ロッド。引退直前も、さらには引退後もスポットライトからは逃れられなそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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