打てば勝ち、抑えられれば負ける― 日ハム打線で存在感増す「打者・大谷」

12日の楽天戦で2戦連続無安打に終わった大谷

 日本ハムの大谷翔平投手が12日の楽天戦(コボスタ宮城)で2試合連続無安打に終わった。

「3番・指名打者」でスタメン出場。同点の9回2死二塁で初対戦の松井裕樹に空振り三振。延長11回2死二塁でも福山に空振り三振に喫した。7回2死でも空振り三振し、4打数3三振。チームは11安打を放ったものの、まさかのブレーキとなった。

 前日の西武戦(札幌ドーム)では4打数無安打に終わり、連続試合出塁が25でストップ。大谷が野手スタメンでノーヒットに終わった試合は11試合となったが、そのチームの勝敗は4連敗中で3勝8敗(勝率.272)だ。

 反対に1安打でも放った試合はチーム26勝13敗1分け(勝率.666)まで跳ね上がる。本塁打を放った試合はチーム10勝3敗1分け(勝率.762)だ。大谷が打てば勝ち、大谷が抑えられたら負ける。打線での大谷への存在感は増していると言えそうだ。

 2連敗を喫したが、首位・ソフトバンクとは3ゲーム差のまま。大谷は13日の楽天戦(コボスタ宮城)も野手スタメンが予想され、この楽天3連戦も野手専念することとなりそうだ。楽天エース・則本からヒットを飛ばし、チームの勝利に貢献したいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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