SBが6連敗でストップ 千賀が快投で9勝目、先制打の明石「いいきっかけに」

千賀は7回1安打無失点の快投、6回に明石と吉村のタイムリーで3点奪取

 ソフトバンクは13日、敵地でのロッテ戦に3-0で勝利し、連敗を6で止めた。先発の千賀滉大投手が7回1安打無失点の快投で9勝目(1敗)。王者が苦しみ抜いた末、トンネルを抜けた。

 千賀は初回を3者凡退に抑えると、その後も危なげないピッチング。3回まで1人の走者も出さず、ロッテ打線をパーフェクトに抑えた。

 4回は2死から角中に初ヒットを許し、デスパイネは四球で一、二塁とするも、福浦をニゴロに仕留めて無失点。5回は再び3者凡退に抑えると、6回にようやく打線が援護。2死から中村晃、柳田の連打で一、三塁として、明石が先制タイムリー。満塁となってから吉村が2点タイムリーを放ち、さらに2点を加えた。

 千賀は6、7回も3者凡退と完璧な投球で降板。8回はスアレス、9回はサファテが抑え、3-0で久々の白星をもぎ取った。

 試合後のヒーローインタビューで、先制打を放った明石は連敗中も支えてくれたファンに「毎日、応援してくれてありがとうございました」と感謝。「今日をいいきっかけにして、明日からまた勝っていきたいと思うので、応援よろしくお願いします」と笑顔で話した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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