日ハム、-0.5ゲーム差で首位SBと天王山へ 中田「ぶっ潰すつもりでいく」

最大11.5ゲーム差をひっくり返すも、勝率で上回れず2位のまま

 日本ハムは18日、本拠地でのオリックス戦に6-1で勝利した。今季4度目の同一カード3連勝&3度目の5連勝。貯金は最大の26となった。首位・ソフトバンクが敗れたため、最大11.5ゲーム差をひっくり返しながら、-0.5ゲーム差で2位という珍現象に。それでも、決勝打を放った主砲・中田は19日からの天王山に向けて「ぶっ潰すつもりでいく」と意気込んだ。

 同点の3回、4番・中田にとって5試合19打席ぶりの安打となる右翼フェンス直撃の適時二塁打で勝ち越し日本ハム。その後もレアードのリーグトップタイ29号2ランなどで突き放し、快勝した。投げては抑えから先発転向した増井8回途中4安打1失点の好投で今季4勝目。先発では6年ぶりの白星となった。

 試合後、お立ち台に上がった中田は「いったかなと思ったんですけど、やっぱりいかなかったですね」と決勝打を悔しそうに振り返りながらも「チーム全員が、増井さんを勝たせてあげられず、歯がゆい思いをしていた。試合前に、チーム全員が増井さんを勝たせると口に出して言っていましたので。そういう気持ちで試合していたと思います」と明かした。

 主砲から「本当にいい投球をしてくれている。さすがだなと思います」と絶賛された増井も「なんとか8回を投げきりたかったですけど、先頭を打たれて降板してしまって…少し悔しかったですね」としつつ、「(打線が)本当に勝たせようと言ってくれていて、その気持ちが見えたので。僕も絶対に勝とうと思っていました」と振り返った。

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