ヤンキースの核は田中将大!? 米メディアが存在感の大きさを検証
若返り策もPO進出に希望を残すヤンキースを支える右腕
19日(日本時間20日)エンゼルス戦で3年連続2桁勝利を飾ったヤンキース田中将大投手。ベテラン選手を放出し、若手起用に切り替えたチームの中で、その勇姿は手本のように光った。自身4試合連続無四球と安定感ある投球で先発ローテを牽引する27歳右腕だが、地元メディアは「マサヒロ・タナカがチームの核になれることを証明」と題した記事で、その存在感の大きさを指摘している。
シューメイカー(エンゼルス)、カーショー(ドジャース)に続き、今季メジャーでは3人目となる3試合連続8奪三振以上無四球を達成した田中は、7月27日アストロズ戦から打者123人を連続無四球とするなど安定感抜群。今後コンビを組むことになる新人捕手サンチェスとの息もぴったりで、先発ローテの軸たる姿を見せた。
8月1日のトレード期限を前に、ベテラン選手を放出したヤンキースだが、8月21日現在、63勝60敗と勝ち越しており、ワイルドカード争いでは2位オリオールズまで4ゲーム差と、プレーオフ進出の可能性を残している。これにはエースでもある田中の奮起が大きく影響していると、米スポーツサイト「エリート・スポーツNY」はつづっている。