5度目の優勝マジック点灯を逃したソフトバンク 逃げ切り優勝へのカギは?
打線復調のカギを握るのは、主軸コンビ内川&松田の奮起
求められるのは、打線の復調であることは紛れもない事実。時に、投手陣が楽に投げられる試合展開を作れるか、も重要になってくる。そうなるために欠かすことが出来ないのが、4番の内川聖一、主に5番に入っている松田宣浩の復調だ。2人の復調なくして、得点力アップは叶わない。
2人の8月の月間成績を見てみると、以下のようになる。
内川聖一 15試合 54打数11安打 打率.204 0本塁打 3打点
松田宣浩 17試合 59打数14安打 打率.237 1本塁打 8打点
3・4月が18打点、5月も18打点、6月は25打点、7月は11打点を稼いできた4番・内川が、わずか3打点に終わっていては、打線の破壊力は半減してしまう(腰痛で8月14日ロッテ戦、16日西武戦の2試合を欠場)。そして、打線の核を担う2人が、ともに打率2割台前半。3番・柳田悠岐が8月は打率.317、出塁率.411と好調でも、その出塁の多さを生かし切れていない。
0.5ゲーム差の日本ハムとのマッチレースは、まだ続く。雌雄を決する9月の終盤戦。3連覇を狙うソフトバンクは「内川&松田」の主軸がカギを握る。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count