メジャーで前代未聞のハプニング クラブハウス内の喧嘩で脳震とうDL入り

アスレチックスの大砲バトラー、同僚バレンシアに殴られて脳震とう

 世の古今東西を問わず、仲間同士の意見の相違や喧嘩は付きものだが、メジャーで前代未聞のハプニングが起きた。アスレチックスのベテラン野手ビリー・バトラーとダニー・バレンシアがクラブハウス内で取っ組み合いの喧嘩をし、こめかみを殴られたバトラーが脳震とうの症状で7日間の故障者リスト(DL)入りした。複数の米メディアが伝えている。

 一報を伝えた地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」電子版によると、喧嘩が起きたのは19日(日本時間20日)。遠征地でのホワイトソックス戦の打撃練習前だったという。スポーツメーカー担当者と話しているバレンシアの元にやってきたバトラーが、バレンシアが契約メーカーに黙って他社のスパイクを履いていることを指摘。担当者が去った後、口論を始めた2人は、ついには取っ組み合いの喧嘩を始め、この時バレンシアのパンチがバトラーのこめかみに当たったという。

 バトラーは、その日の打撃練習に参加したものの、翌日と翌々日は吐き気で試合を欠場。22日(同23日)に脳震とうの疑いがある選手に適応される7日間のDLに入った。球団は2選手に対して罰金を科したと伝えられている。

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