SBが“痛い”敗戦 サファテ転倒でゴロ捕れず決勝点献上、日ハムと再び-0.5差に

勝率は.0007差に接近、サファテは足首痛めて離脱危機?

 ソフトバンクが23日、本拠地・楽天戦で“痛い”1敗を喫し、2位日本ハムとは再び-0.5ゲーム差となった。

 2-2の同点で迎えた9回、守護神サファテがマウンドへ。しかし、3本のヒットを浴びて2死満塁とされる。ここで島内を投ゴロに打ちとったかに見えたが、マウンドから降りて捕球しようとすると、バランスを崩して転倒。何とかグラブに収めようとしたが、捕ることは出来なかった。

 ボールが二塁方向へ転がる間に三塁走者の今江が生還。記録はタイムリー内野安打となった。転倒したサファテは右足首を抑えたまま起き上がることができず、自力で歩けずに支えられながらベンチへと下がった。

 その裏の攻撃は得点を奪うことはできず、2-3で敗戦。ロッテに勝った日本ハムにゲーム差でひっくり返されたが、勝率.6168で日本ハムの勝率.6161をわずかに上回るため、再び-0.5ゲーム差という珍現象で首位を守る形になった。

 しかし、2位に肉薄され、守護神は離脱危機という、まさに“痛い”1敗に。日本ハムとのデッドヒートが続いている。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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