巨人菅野、重要な一戦で7回5失点 負ければ広島にマジック20が点灯

6回に4失点で逆転許す、エースとしての役割果たせず…

 巨人の菅野智之投手が24日、首位広島との重要な一戦で打ち込まれ、7回8安打5失点で降板した。

 3回までは松山の内野安打1本に抑える快投。4回は先頭の菊池に右前打を浴びたが、続く丸を遊ゴロ併殺打に仕留め、3人で攻撃を終わらせた。すると、その裏に阿部の10号2ランが飛び出し、援護をもらった。

 しかし、4回に安部にソロを浴びて、1点差とされる。その裏には2死から打席に入り、ピッチャー返しの内野安打で出塁。しかし、右膝に打球が直撃した福井が続投し、続く長野は二飛に倒れて追加点は奪えなかった。

 すると、直後の6回、その福井に右中間への二塁打を浴び、ピンチを背負う。続く田中にも右中間へ運ばれ、フェンス直撃の適時二塁打とされて同点。1死三塁となってから丸には一塁線へのタイムリー二塁打を浴びた。松山にもレフトへのタイムリーを許すと、2死二塁から鈴木にもレフトへのタイムリツーベースを打たれ、この回4失点。2-5とされた。

 7回は1死から福井の代打・エルドレッドに四球を与えるも、続く田中は三振。二盗を狙った代走・堂林を小林誠が刺してゲッツーとなった。

 菅野はその裏の攻撃で代打を送られて降板。7回107球を投げ、8安打5失点。負ければ広島の優勝マジック20が点灯する一戦で、エースとしての役割を果たすことが出来なかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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