日ハム、杉谷の決勝打でリーグ70勝一番乗り 首位SBも勝ち、-0.5差のまま

勝率9毛差で2位、決勝打の杉谷「めちゃくちゃうれしかった」

 日本ハムは24日のロッテ戦(QVCマリン)で5-3で競り勝ち、リーグ70勝一番乗りした。3連勝で2カードぶりのカード勝ち越し。首位・ソフトバンクも勝ったため、マイナス0.5ゲーム差のままとなっている。

 球界屈指のムードメーカーが決めた。7回の守備から途中出場した杉谷が、同点の8回2死満塁で南から右前へ勝ち越し2点打。前夜は2番スタメンも3打数無安打だったが、接戦に一振りで決着をつけた。

 杉谷は試合後のヒーローインタビューで「チャンスで積極的にいけてなかった。積極的にいこうと思いました。めちゃくちゃうれしかったです。ホークスを倒したい重いが全員にある。一日一日必死に戦っています。残り少なくなってきましたが、必死に戦っていきたいと思います」と話した。

 先発・吉川は5回途中3失点で降板も、リリーフした白村、谷元、石井、マーティンが無失点リレーを見せた。

 楽天に勝った首位・ソフトバンクは勝率.6204。日本ハムは勝率.6195。わずか9毛差だ。25日は抑えから転向した増井が先発する。同一カード3連勝を飾り、今季初の首位奪取へつなげたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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