ブルペン陣崩壊で逃げ切り失敗 ホークス工藤監督「打たれるときもある」
打線は復調の兆し、「打順を次へ次へと回していくことが大事」
逆に、23日の楽天戦で右足を痛めたサファテが9回に登板。1安打を許したものの、無難なピッチングを見せた。「問題なかったし、ボールも良かった。その点は良かったよ」と工藤監督。
同一カード3連勝はならなかったが、打線は復調の兆しを見せた。3回には1死から本多雄一に犠打のサインを出し、2死二塁から得点を奪うなど、1点にこだわる采配も見せた指揮官。
「2アウトになるが、柳田くんは当たっているし、内川くんも追い込まれてからいいバッティングをしていたからね。ああやって打順を次へ次へと回していくことが大事なんだ」と采配の意図を語った。
内川のケガの状態は気になるが、29日に試合がないのは救い。火曜日から1週間ビジターでの試合が続くが、ブルペンに負担をかけないくらいの猛攻を期待したいところだ。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura