【U-18アジア選手権】侍ジャパンU-18代表の小枝監督がチームに手応え「溶け合ってる雰囲気ある」

30日初戦は香港と対戦、「試合をやりたい気持ちが高まってきた」と指揮官

 30日から台湾・台中市で始まる第11回BFA U-18アジア選手権を前に、29日に台中市内のホテルで記者会見が行われた。侍ジャパンU-18代表を率いる小枝守監督(元拓大紅陵)は「日本は甲子園大会が終わって間もないですが精一杯力を合わせて頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 夏の甲子園で作新学院が優勝を飾ったのは21日。代表合宿が始まったのは、わずか2日後の23日という過密スケジュールで本大会を迎える。25日には早稲田大(5-4で勝利)、26日には立教大(2-6で敗戦)と練習試合を行い、27日には侍ジャパン大学代表の胸を借りて壮行試合を行った。壮行試合では、初回の失点が響いて0-5と3安打完封負けを喫したものの、大学代表の先発だった柳裕也(明治大)から、初回に鈴木将平(静岡)がレフト線二塁打、2回にも松尾大河(秀岳館)がレフトへ二塁打。今秋ドラフトで1位指名候補とされる柳に「すごくいいスイングをしていた」と言わしめた。

 投手陣は2回以降に本領を発揮し、大学生を相手に零封。中でも、8回から2イニングを4者連続を含む5奪三振とした今井達也(作新学院)は151キロを連発。やはり今秋ドラフト上位候補と言われている京田陽太(日本大)は「なかなか大学生でもいないレベル」と脱帽した。大学代表を率いた横井人輝監督(東海大)も「投手のレベルが高い」と絶賛している。

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