30日に台湾・台中で開幕! 「第11回BFA U-18アジア選手権」展望

グループA最大の敵チャイニーズ・タイペイの秘密兵器は“台湾の大谷”

 日本にとってグループAの最大の敵は、開催国でもあるチャイニーズ・タイペイだろう。注目選手は、現地で「台湾の大谷翔平」と呼ばれるエースで主砲の陳琥投手だ。投打の両面で才能が一つ抜けている二刀流。マウンドでは140キロ台後半のストレートを武器に、4番を任される打席ではパワーを発揮。直前に行われた選抜大会では6試合で3本塁打を放った。すでに高校を卒業し、プロ入りが決まっている陳がどんなプレーを見せるのかにも期待したい。

 決勝進出にはファーストラウンドでの成績も加味されるため、ファーストラウンドから取りこぼしのない試合をしていきたい。グループBからは韓国と中国が勝ち上がる可能性が大。着実に白星を重ねながら、2大会ぶり5度目の優勝を狙いたい。また同グループのインドネシア代表のアドバイザーを務めるのは、日本人の野中寿人氏。9月1日に予定される日本戦でどんな戦いを見せるのかにも注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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