マジック12の広島、優勝へ一丸 CS進出確定も…緒方監督「それがどうした」

3位以内確定も丸は「全然知らなかった」、緒方監督は投手陣をねぎらう

 広島は30日、マツダスタジアムで行われたDeNA戦に8-2で勝利し、優勝へのマジックを12とした。この日の勝利で3位以上が確定し、2年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めたが、感想を聞かれた緒方監督は「何もない。どこを目指して戦っていると思っているんだ」と語気を強めた。

 2位ジャイアンツに3連勝して広島に乗り込んだDeNAを投打で圧倒した。マジックは着実に減っているが、緒方監督は「6連戦の頭を取れた。これでまたいい流れで行けるのではないか」と、普段と変わらぬ様子だった。

 6回までは1点を争う展開。指揮官は「もう1点取れれば、というもどかしい展開だったが、ジョンソンが踏ん張って、その後は(今村)猛が流れを止めるピッチングをしてくれた」と投手陣をねぎった。さらに、7回にビッグイニングを作った攻撃陣に関しては、「1、2、3番が引っ張ってくれている。それから今日は松山と安部が結果を残した。非常にいい形で勝つことができている」と、主軸と脇役の活躍に満足そうな表情を見せた。

 シーズンの3位以上が確定したことを伝えた報道陣に対して、「それがどうした」と一蹴した緒方監督。ヒーローになった丸も、CS進出決定について「全然知らなかった」と話したように、チーム全体の視界には、25年ぶりの頂点しか入っていないようだ。

【了】

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

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