上原浩治、6日にも復帰へ Rソックスはブルペン不調「復帰は喜ばしい展開」

セットアッパーを固定できず苦しむRソックス

 ダイヤモンドバックスからトレードで加入したジーグラーは3勝6敗、防御率2.51とまずまずの成績を残しているが、右下手投げということもあり、指揮官が左打者相手に使うことを避けているという。田澤は防御率4.67、バーンズは防御率4.45、アバドはレッドソックス加入後は防御率5.00と、厳しい数字が並ぶ。

 上原も今季は2勝3敗、防御率4.50と苦しんでいたが、実績は確か。負傷が癒え、フレッシュな状態で戻ってくれば、頼りになる存在となる。ファレル監督は記事の中で「ウエハラの回復、ブルペンそして打撃練習の登板での力強さは目を見張るものがある」と話している。

 もっとも、記事では「不振に陥っているレッドソックスのブルペン陣だが、準備が整う前にウエハラが戻ってくることはない」とも指摘。ファレル監督も「確実に、健康的なウエハラはブルペンに加わるだろう。そして、彼もそれを感じている。しかし、復帰の為にリハビリを早めるつもりはない」と慎重を期す方針だという。

 地区制覇を狙うチームの中で、上原が「切り札」となるのか。レッドソックスの誰もが41歳の復帰を待ちわびていることは確かだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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