野球の「知りたい」がここに。ベースボール専門メディア

Full-Count

【U-18アジア選手権】日本のアジア制覇を支えたもう1人のMVP “笑顔”の大魔神・堀瑞輝

日本が2大会ぶり5度目の優勝を飾った第11回BFA U-18アジア選手権。6戦全勝の完全優勝でアジア制覇を果たした日本は、4日の決勝戦では接戦の末に1-0でチャイニーズ・タイペイに勝利した。

指揮官「流れを変える力を持つ」3戦登板で9回2/3を1安打18奪三振無失点

 日本が2大会ぶり5度目の優勝を飾った第11回BFA U-18アジア選手権。6戦全勝の完全優勝でアジア制覇を果たした日本は、4日の決勝戦では接戦の末に1-0でチャイニーズ・タイペイに勝利した。大会MVPに輝いたのは、この日虎の子の1点を叩き出した納大地(智辯学園)だったが、誰もが認めるもう1人のMVPがいる。それが“笑顔”の大魔神・堀瑞輝(広島新庄)だ。

「楽しかった」W杯の初マウンド メンバー唯一の高校生・清水が3回無失点の好投(侍ジャパン応援特設サイトへ)

 開催国チャイニーズ・タイペイとの決勝戦。客席は台湾応援団で埋め尽くされる中で始まった試合は、膠着戦となった。チャイニーズ・タイペイの先発タオは今大会初対戦の下手投げ右腕。手元で浮き上がるボールに、日本の打者はバットの芯を外され、フライを上げたりバットが空を斬ったり。走者が出ても1本が出ず、もどかしさだけが募る。

 一方、日本の先発を務めた作新学院の今井達也は安打こそ許さないが、制球が定まらずにボール先行の投球。決して本調子ではない中で台湾打線を無失点に抑えたのは、今井が持つ投手としての資質の高さだろう。だが、大学代表と戦った壮行試合の時のようなテンポのよさは陰を潜め、0-0の均衡を保つのが精一杯だった。

 そんな中、ある瞬間、試合を流れる空気が変わった。6回表、日本の2番手・堀がマウンドに上がった時だ。代表を率いる小枝守監督は「試合の流れを変える力を持つ投手」と絶大な信頼を寄せるが、今大会3度目となった決勝の舞台でも、指揮官の期待を裏切ることはなかった。

人気記事ランキング

  • クライマックスシリーズ全試合 一球速報中