自身5連勝&12勝目の田中将大 “負けない”右腕を指揮官称賛「大きな投球」

初回先制点献上も7回途中を2失点、逆転勝利につなげる粘投

 ヤンキース田中将大投手が5日(日本時間6日)の本拠地ブルージェイズ戦で7回途中を2失点に抑え、今季12勝目(4敗)を挙げた。これで8月7日のインディアンス戦から自身5連勝。5-3の勝利に貢献した粘投に試合後、ジラルディ監督も高い評価を下した。

 初回は先頭から2連打を浴びて先制点を献上。それでも2回以降は要所を締めて無失点に抑えていった。7回先頭のカレラに四球を与え、1死一塁となったところで降板。4回まで5点を奪った打線にも助けられ、12勝目を手にした。

 この日は6回1/3を投げて7安打4奪三振で2失点。防御率は3.11となった。試合後、指揮官は「1回は痛打されたが、立ち直った。全ての球種が良くなかったが、大きな投球だった」と粘りの投球を評価。1か月黒星を喫していない右腕に「今シーズンは多くの試合でチームを勝利に導く投球をしてくれている」と大きな信頼を寄せていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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