日ハム斎藤佑が約1か月ぶり1軍合流 優勝争うチームで中継ぎとして期待

逆転Vに貢献できるか

 日本ハムの斎藤佑樹投手が6日に1軍合流を果たした。

 斎藤は今季9試合登板し、0勝1敗、防御率3.92。最近では7月28日の西武戦(西武プリンスドーム)で先発したが、3回2/3で3四球、6安打5失点と炎上。今季3度目の1軍先発でも結果を出せず、その後は2軍再調整となっていた。

 イースタン・リーグでは15試合登板し、3勝6敗、防御率4.58。それでも、8月31日のDeNA戦(横須賀)で8回から4番手として1イニングに登板。代打・松本を左飛に打ち取り、百瀬、網谷を2者連続三振に仕留めていた。

 1軍は6日のオリックス戦(ほっともっと神戸)で最大6点リードの7回に先発の加藤や2番手・石井らが崩れて6失点した。この試合で引き分け、首位・ソフトバンクが敗れたために自力優勝の可能性が復活したものの、ブルペンは不安定。8月に1.70を記録した救援陣の防御率は9月3.24と悪化していた。

 今回の合流で斎藤は中継ぎの一角としての活躍が期待されることとなりそうだ。栗山英樹監督から「チームに勢いを与えられる選手」と期待を受ける右腕。シーズン終盤のラストスパート&逆転Vへチームの戦力となりたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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