球団新人最多タイ14勝目の前田、監督絶賛「まさに我々が必要としていた投球」
トップと2勝差&リーグ5位タイの14勝、地区首位チーム牽引する前田
ドジャースの前田健太投手が5日(日本時間6日)の本拠地ダイヤモンドバックス戦に先発し、7回途中を3安打1失点と好投、14勝目(8敗)を挙げた。これで石井一久氏らが持つ球団新人最多勝に並んだ。10-2の勝利に貢献した右腕をドジャースのデーブ・ロバーツ監督も称賛している。球団公式サイトがレポートしている。
昨季まで所属したグリンキーとの投げ合いが注目された一戦で、前田が躍動した。先頭のセグラにレフトへヒットを浴びたものの、そこからエンジン全開。オーイングス、ポラックと連続三振に切って取ると、ゴールドシュミットを二ゴロに打ち取る。すると2回以降は5イニング連続3者凡退に仕留める圧巻のピッチングを披露。味方打線も5回までに8点を奪って右腕を援護した。
前田は7回に4番ラムの右前適時打で1点を失ったものの、6回1/3で102球を投じ、3安打8奪三振1四球1失点。ここまで先発ローテを守り抜いてきた右腕はついに球団新人最多タイとなる14勝に到達した。