田中将大の先発試合は22勝7敗! 指揮官絶賛「いい仕事をしてくれた」

最近7試合は6勝無敗、防御率は1.94という圧倒的な数字

 田中が投げるとヤンキースは負けない。この日の勝利で、今季田中が先発した29試合でチームは22勝7敗と大きく勝ち越している。これはリーグ最多20勝を誇るレッドソックス先発ポーセロ(22勝7敗)と並び、メジャートップの数字だ。田中自身の勝ち星は13勝にとどまっているが、勝利への貢献度はハーラートップと変わらない。また、最近7試合は勝敗つかずが1試合あるが6勝無敗。防御率は、実に1.94という驚異的な数字に達してる。

 8月1日のウェイバー手続きを経ないトレード期限を前に、ベテラン選手を大量放出し、若手起用に切り替えたヤンキースは、プレーオフ進出の可能性は少ないように見えた。だが、捕手サンチェスや外野手ジャッジら若手有望株たちが奮起。田中もさらに調子を上げ、気が付けばワイルドカード争いで上位を争うようになっていた。

 今季は故障者リストに入ることなく、開幕から先発ローテを守り続けている田中。名門ヤンキースのエースとして、十二分な働きを続けている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY