「4番・キャプテン」の決意 内川はホークスを3連覇へ導けるか

自身を責める内川、「打っていれば、もっと楽な展開だった」

「こういう競った展開にしてしまったのは、4番とキャプテン。(自分が)打っていれば、もっと楽な展開だったと思う」

 春先の首位独走から、失速。そして北海道日本ハムとのデッドヒート。年間通して4番を担ってきた立場として、自らを責めまくる日々だった。

 北海道日本ハムが楽天に敗戦し、マジック点灯を阻止。「最後に優勝することが大きな目標。その中で、きょう、攝津に勝ちもつけられた。大きな目標の中に、小さな目標をクリアしていきながら、最後に皆さんと笑いたい」。

 中心打者だった柳田を欠いて戦う残りのシーズン。厳しい戦いはこれからも続くが、目の前の試合を一戦必勝で臨むだけ。「残り試合の結果で、今年1年間やってきたという結果が出る。絶対に優勝するという気持ちで頑張りますので、皆さんも一緒に戦ってください」。お立ち台での控えめな表情。だが、言葉は強く「優勝」を何度も口にした。大詰めの2016シーズン。最高の結果をつかむために 、死にもの狂いで戦っていくだけだ。

(記事提供:パ・リーグ インサイト

【了】

「パ・リーグインサイト」編集部

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY