パの優勝戦線にも影響? ブレークの兆し見せる驚異のオリドラ1ルーキー

オリックスのドラ1吉田正、注目は大物食いと抜群の勝負強さ

 パ・リーグの優勝争いが激しさを増している。

 11日は首位・日本ハムが楽天に敗れ、2位・ソフトバンクが西武に競り勝った。両者はわずか0.5ゲーム差。21、22日にはヤフオクドームで天王山となる直接対決2連戦も控えており、シーズン最終戦まで覇権争いは続きそうだ。

 ソフトバンクはリーグV3、日本ハムは2012年以来4年ぶりの優勝がかかっているが、“ルーキースラッガー封じ”も鍵となりそうだ。オリックスのドラフト1位・吉田正尚外野手だ。

 吉田正は3月25日の西武との開幕戦(西武プリンスドーム)で「1番・指名打者」で1軍デビュー。開幕から6試合連続安打をマークしたが、腰痛で4月24日に戦線離脱 。約4か月のリハビリを経て8月12日から1軍復帰し、今月11日時点で打率.298、7本塁打、22打点をマークしている。

 注目は大物食いと抜群の勝負強さ。8月27日は楽天・則本から2号ソロ、3号ソロと2打席連続連発。球団の新人では1969年の福本豊以来47年ぶりの快挙だった。

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