史上12人目の快挙達成のイチロー 米メディア&ファン驚愕「彼がボス」

今季26度目マルチにツイッターは称賛の嵐「アメージング」「レジェンド」

 マーリンズのイチロー外野手が13日(日本時間14日)、敵地でのブレーブス戦に「2番・左翼」で先発し、史上12人目となるメジャー通算900試合目のマルチ安打という新たな金字塔を打ち立てた。第2打席に右前適時打で今季20打点目を挙げると、第3打席には右翼線に三塁打を放った背番号51に対し、球団公式ツイッターや地元メディアは「アメージング」「レジェンド」と称賛の嵐。この日の2安打で今季92安打となり、前年の安打数(91本)を超えた42歳ベテランのバットは、シーズン終盤に向けて調子を上げるばかりだ。

 前日に今季6度目の猛打賞を記録したイチローはこの日も好調だった。0-2で迎えた3回無死一、二塁の第2打席、ブレーブス先発ウィスラーの3球目スライダーをライト前にはじき返し、タイムリーヒット。今季20打点目を叩き出すとMLB公式サイトのマーリンズ番記者のジョー・フリサロ記者はツイッターで「イチローがタイムリーヒットでエシュが得点。マーリンズは走者2人で1?2で追う展開」と速報。「Ichiro3000」というイチローの史上30人目となるMLB通算3000本安打達成を意味するハッシュタグで盛り上げると同時に、「WorldHitsLeader(ワールドヒットリーダー)」というハッシュタグも添え、日米通算安打記録でピート・ローズの持つメジャー最多安打数を超えた背番号51の偉大さをクローズアップしている。

 3-3の同点で迎えた5回先頭の第3打席には、右翼線へ今季5本目となる三塁打を放った。これでメジャー史上12人目となる通算900度目のマルチ安打を達成。メジャー通算3027安打とし、MLB歴代24位ロッド・カルーの3053本まで26本と迫った。

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