青木宣親、2試合連続マルチ安打で勝利に貢献 9月打率は.400と絶好調

勝利に大きく貢献、PO進出争いを繰り広げるチームの中で存在感

 マリナーズの青木宣親外野手が18日(日本時間19日)、本拠地でのアストロズ戦に「1番・左翼」で先発出場し、4打数2安打1打点1得点の活躍で7-3での勝利に貢献した。2試合連続のマルチ安打で、打率.277まで上昇。熾烈なプレーオフ進出争いの中、地元メディアで来季残留の可能性も報じられているリードオフマンが好調を維持している。

 青木は初回は一ゴロに倒れたものの、マリナーズは2点を先制。青木は2回の第2打席も2死二塁の好機で中直に倒れたが、4回の第3打席で快音を響かせる。

 3-1と2点リードで迎えた1死一、二塁のチャンス。相手先発フィスターからセンター右に大飛球を運んだ。中堅手が飛び込むが届かず、打球はワンバウンドでスタンドへ。タイムリーツーベースで貴重な追加点を生み出した。

 青木は続くスミスの3ランで生還。マリナーズはこの回4得点で大きくリードを広げた。青木は6回にも1死走者なしで遊撃内野安打を放ち、3安打を放った前日から2試合連続のマルチ安打。勝利に貢献した。

 今季は打席不振で初のマイナー落ちも経験するなど苦しんだが、9月は35打数14安打の打率.400と絶好調。プレーオフ進出争いを繰り広げるチームの中で存在感を見せ、来季残留の可能性についても報じられている。ワイルドカード圏内までは2ゲーム差。青木がプレーオフ進出へのキーマンとなりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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