大谷翔平の好投“アシスト”した吉井コーチの言葉 「だいぶ楽になった」

試合前には吉井コーチから助言も

 自らのミスも最少失点にとどめた。5回無死一塁。細川のバントを素早く処理したが、二塁へ悪送球。同一、三塁のピンチを招いた。江川を浅い左飛。続く本多に右前適時打を許したが、1死一、二塁で中村を161キロで二ゴロ。2死二、三塁の一打逆転のピンチでは内川をスライダーで遊ゴロに抑えた。

「自分のミスで作ったピンチだったので、自分で抑えていこうと思っていました。1人目はいい形で打ち取って、2人目は打たれたのは良くないなと思いましたけど、その後をしっかり抑えられて良かったと思います。(球速は)持ち味。真っすぐとフォーク、スライダー。たまにカーブ。今日は有効的に使えたかなと思います」

 ビッグプレーにも助けられた。7回先頭では今宮の左中間への大飛球を、右肋骨を痛めている中堅・陽岱鋼がフェンスに体をぶつけながらも好捕。降板後の9回2死二、三塁では江川の中越えの大飛球を、またも陽岱鋼が快足を飛ばしてキャッチした。7月3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の勝ち星をつかんだ。

「僕が取ってもらったフライも、最後のフライもダイさんしか取れないプレー。すごく大きいプレーでした」

 試合前には増井を中心に投手陣全員で円陣を組んだという。吉井コーチの助言も好投をアシストした。試合前に、こんな言葉をかけれたという。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY