上原浩治を指揮官が「驚異的」と絶賛 地元メディアも「2013年のような投球」
復帰から8試合連続無失点で15ホールド目、「マーベラスであり続けている」
レッドソックスの上原浩治投手は22日(日本時間23日)、敵地でのオリオールズ戦に2番手で登板し、1回無安打無失点1死球で今季15ホールド目を挙げた。右胸筋痛から復帰後は8試合連続無失点となった日本人右腕の快投について、ジョン・ファレル監督が「驚異的」と絶賛したとMLB公式サイトが報じている。地区首位のレッドソックスは5-3で勝利し、敵地4連戦でオリオールズをスイープ(全勝)。8連勝で、地区優勝へのマジックを「5」とした。
上原は2点リードの8回に登板し、圧巻のピッチングを見せた。先頭のマチャドは三ゴロ。続くトランボを内角高めへの85マイル(約137キロ)の直球で空振り三振に仕留めると、続くマンシーニは死球で歩かせたものの、最後はスコープを真ん中高めへの85マイルの直球で空振り三振に仕留めた。
9回は守護神キンブレルが無失点に抑えて快勝。記事では、レッドソックスブルペンの強烈な“ワンツーパンチ”について絶賛している。
「上原は9月5日に故障者リストから復帰後、マーベラスであり続けている。8イニング連続無失点で、無四球10奪三振。キンブレルは最高の前半戦とは言えなかったが、左膝手術を受けて8月に復帰した後、衝撃的なピッチングを続けている」
ポストシーズン進出に向けて8連勝と絶好調のチームを2人が支えている。記事によると、ファレル監督も「コウジは故障者リストから復帰後、驚異的であり続けている。試合を締めくくるということに関して、最近のイニングの安定感はとても、とてもいいね」と称えたという。