青木宣親と李大浩の運命はいかに? 地元紙が来季の“可能性”を言及

李は右打者であることが有利に働く?

 一方、マリナーズが再契約してキープしそうなのが、元ソフトバンクの李大浩だ。青木と対照的に、前半戦は打率.288、12本塁打、37打点と活躍した李だが、後半戦は打率.208、2本塁打、12打点と失速。今季終了後にはFAになる予定だが、来季は正一塁手として起用したい若手ボーゲルバックの控えにうってつけだという。ボーゲルバックは左打者のため、万が一、プラトーン起用に切り替えなければならない場合に必要なのは右打者。FA市場やトレードで右打者獲得を目指すより、働きが計算できる李と再契約をした方がお手軽に済むというわけだ。

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マリナーズ・李大浩【写真:Getty Images】

 レギュラーシーズンは残すところ10日弱。来季に向けた契約の話は、ますます活発になりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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