前田健太、レギュラーシーズン最終登板へ ローテ組み替えで年俸13億超に
地区シリーズは10月11日の第3戦で先発することも内定
昨オフ、前田はポスティングシステム(入札制度)を経て、広島からドジャースに移籍したが、メディカルチェックで肘と肩の不安が明らかになった。8年総額2500万ドル(約25億4000万円)と基本給を抑え、インセンティブ(出来高)を厚くするという異例の契約を結んだ。すると、今季はチームでただ1人、開幕から先発ローテを守り続け、地区制覇に大きく貢献。順調に出来高の条件をクリアしていった。次戦ジャイアンツ戦のピッチング次第では、今季の年俸総額は1315万ドルとなる。
ESPNによると、ロバーツ監督は27日の前田の投球について「初回以降のケンタは良かった。高めに浮いた変化球をレンフローに本塁打とされたが、三振を奪い、バットの芯を外すことも出来ていた。降板後には次につながる投球だったと伝えた。万全の状態で日曜日を迎えることができるだろう」と語ったという。
すでに10月10日(同11日)の第3戦で先発することが内定した地区シリーズに向けても、自身の年俸を増やす意味でも、今季最終戦となるジャイアンツ戦での登板は大きな意味を持つことになりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count