DeNA三浦が現役最終登板、広島逆転勝利、楽天は1イニング8得点…29日のプロ野球

三浦は18回宙を舞う、ヤクルト新人廣岡はプロ初打席初本塁打、オリ金子は炎上

 プロ野球は29日、各地で3試合が行われた。DeNAはヤクルトに6-11で敗戦。現役最終登板となった三浦が先発したが、7回途中12安打10失点で今季3敗目。DeNAは3点ビハインドの2回に三浦のヒットも飛び出すなど5点を奪って逆転したが、リードを守ることができなかった。それでも、三浦は最後に雄平を空振り三振に仕留め、大きな拍手の中で降板。引退セレモニーでは「横浜一筋でこられたのを誇りに、これからの人生を頑張っていきます」と挨拶。チームメートによる胴上げでは、背番号と同じ18回宙を舞った。ヤクルトはドラ2廣岡がプロ初打席初本塁打。打線が15安打で11得点を奪い、快勝した。

 広島は2位巨人に逆転勝ち。先発・福井が2回に村田に先制2ランを浴びるも、6回に菊池が先発・田口からタイムリー内野安打を放ち1点差。7回にはエルドレッドの2ランで逆転に成功した。8回にはエルドレッドが3番手・宮國から2打席連続の2ランで貴重な追加点。救援陣がリードを守り、勝利した。巨人は9回に橋本のタイムリーで1点を返すも、追いつくことはできなかった。

 楽天はオリックスに大勝。初回、引退登板となったオリックス小松から先頭・島内がライト前ヒット。小松はここで降板し、金子がマウンドに上がったが、ウィーラーにタイムリーを浴びて先制点を献上した。同点となった6回には、楽天がウィーラーのタイムリーで勝ち越すと、聖澤、嶋、島内、藤田にもタイムリーが飛び出し、打者12人の猛攻で8得点を奪取。7回にもペゲーロのタイムリーで1点を加えた。オリックスは金子が5回1/3を5安打6失点と炎上した。

【セ・リーグ】
◇DeNA 6-11 ヤクルト(横浜)
勝 石山(1勝0敗)
敗 三浦(0勝3敗)
HR【D】梶谷18号、エリアン5号、ロペス34号【ヤ】廣岡1号、西浦7号

◇巨人 3-5 広島(東京ドーム)
勝 福井(5勝4敗)
敗 田口(10勝10敗)
S 今村(3勝4敗1セーブ)
HR【巨】村田25号【広】エルドレッド20、21号

【パ・リーグ】
◇オリックス 2-10 楽天(京セラドーム)
勝 塩見(8勝9敗)
負 金子(7勝9敗)
HR【オ】伊藤3号、吉田正10号

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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