巨人マシソンが自己最多70登板 10人の支配下外国人で唯一1年通して活躍

育成含めて13人の外国人が在籍した巨人、マシソン以外の選手は?

 巨人のリリーバー、スコット・マシソン投手が30日の阪神戦(甲子園)の8回に登板し、無安打無失点2奪三振の投球。試合は9回にクローザーの澤村が打たれ、1-2でサヨナラ負けをしたが、マシソンは5年目のシーズンで自己最多の70登板を記録した。

 今季、マシソンはキャンプから先発転向を目指し、調整を行ってきたが、チーム事情で本来の中継ぎでスタート。田原誠次とともにブルペンを支えた。オールスターにも出場し、登板数は日に日に増えた。この日で70試合目の節目の登板数に。今季は8勝4敗1S、41ホールドで最優秀中継ぎのタイトルをほぼ手中にしている。リリーフ陣が不安定な中、マシソンの奮闘がなければ、2位の位置はなかっただろう。CSでも重要な役割を担う。

 今季、巨人は育成選手を含めると13人の外国人選手が在籍。支配下10人のうち、すでにガルシア外野手が契約解除。マイコラスは終盤にローテーションに復活、ギャレットは2軍落ちを経験するなど波があった。クルーズはケガなどもあり、1年間を通じて活躍したのはマシソンだけだった。ただ、CS突破にはマイコラス、ギャレット、クルーズの活躍も不可欠。ポストシーズンでの巻き返しを期待したい。

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