ロッテ大松に戦力外通告 5月にアキレス腱断裂も「現役続行の道を模索したい」

“満塁男”も今季は1軍の出場なし、ファンに「感謝の気持ちしかありません」

 ロッテは2日、大松尚逸内野手に来季契約を行わない旨を通知したと発表した。今後は未定となっている。

 大松は2004年のドラフト5位でロッテに入団。2008年から3年連続130試合以上に出場。08年は24本塁打、91打点とキャリアハイの成績を残し、3本の満塁ホームランを放った。通算811試合出場で打率.249、81本塁打、351打点。今年5月31日のイースタン・リーグ楽天戦で右アキレス腱断裂の重傷を負い、今季1軍での出場はなかった。

 大松は「今後は(痛めた右アキレス腱の)リハビリを行いながら、現役続行の道を模索していきたいと思っています。その可能性に向けてしっかりと考えながら、頑張ります。マリーンズファンの皆様には長い間、いつも熱く応援をしていただき、感謝の気持ちしかありません。マリーンズのユニフォームでプレーしている姿をもう一度、お見せすることが出来なかった事は残念ですが、別の形で元気な姿をお見せできるよう頑張ります。本当にありがとうございました」とコメントした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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