前田健太、今季ワースト3回途中5失点で17勝に届かず…最終戦で11敗目

今季最短3回途中5失点KO、球団新人記録&日本人新人最多17勝ならず

 ドジャース前田健太投手が2日(日本時間3日)、今季最終戦となる敵地でのジャイアンツ戦に先発し、今季最短3回途中5失点KOで11敗目を喫した。球団新人記録に並ぶ17勝目が期待されたが、まさかの今季ワーストパフォーマンス。今季は通算16勝11敗、防御率3.48でレギュラーシーズンを終えた。チームは1-7で敗れた。

 勝てばプレーオフ進出が決まるジャイアンツを抑えられなかった。初回に先頭スパンからの3連打で、いきなり2失点。2回には2死一、三塁から再びスパンに右翼へ三塁打されて2点を失い、再び2死一、三塁としたところでポージーに道前適時打を許し、3失点した。3回にも乱調は止まらず。ゴロに打ち取った打球が守備の乱れで安打になるなど、2死満塁としたところで降板。2番手アビランが無失点救援したため、さらなるダメージは免れた。

 2回2/3を投げて9安打3奪三振2四球5失点(自責5)。67球を投げて43ストライクだった。
 
 メジャー1年目だった前田は、今季開幕からローテを守り抜いて32試合に先発し、16勝11敗、防御率3.48をマーク。175回2/3を投げて179奪三振を記録し、チームの4年連続地区優勝に大きく貢献した。

 7日(同8日)から始まるナショナルズ(東地区1位)との地区シリーズでは、第3戦での先発が予定されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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