自己最多16勝の岩隈久志にマ軍トップ評価 米メディア「先発陣で最も安定」

地元メディアが2016年シーズンを“採点”、青木は「C+」、李大浩は「B-」

 マリナーズの岩隈久志投手が地元メディアのシーズン総括でチームトップの評価を受けている。地元メディア「シアトル・ポスト・インテリジェンサー」電子版が特集記事で伝えている。

 35歳の右腕は4月こそ0勝3敗と未勝利に終わったものの、その後は白星を積み重ね、通算33試合の登板で自身メジャー最多の16勝12敗、防御率4.12でシーズンを終えた。防御率はメジャー5年目で自己ワーストだったが、199投球回は2013年の219回2/3に次ぐ数字で年間を通じて先発ローテを守った。

 プレーオフ進出がかかった今月1日の最終登板ではアスレチックスに4回途中5失点と結果を残せなかったが、シーズン全体としては高い評価を受けており、地元メディアは岩隈にチームトップの「A」をつけている。

 同等の評価はロビンソン・カノ内野手(打率.298、39本塁打、103打点)のみで、カイル・シーガー内野手(打率.278、30本塁打、99打点)、ネルソン・クルーズ外野手(打率.287、43本塁打、105打点)、エドウィン・ディアス投手(0勝4敗18セーブ、防御率2.79)が「A-」で続いている。

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