自己最多16勝の岩隈久志にマ軍トップ評価 米メディア「先発陣で最も安定」
岩隈は「確実に6イニングを投げ抜く存在」
岩隈について寸評では「9月のスランプはマイナス…であるが、岩隈は2016年のマリナーズ先発陣において最も安定感のある選手であった」と評価。オフにドジャースとの契約が寸前で破断となった後にマリナーズと再契約を結んだことに触れ、「圧倒的な内容ではなく、キャリアワーストの28被本塁打であったが、確実に6イニングを投げ抜く存在あった。最も感銘的な点は、今季の先発登板で自責点が5点を超えることが1度もなかったことだ」と大崩れしなかった投球内容を称賛した。
一方、今季ジャイアンツから加入し、シーズン中にマイナー落ちも経験した青木宣親外野手は「C+」と低評価。終盤戦で調子を上げたものの、打率.283、4本塁打、28打点に終わった外野手について「両翼を守る外野手としてはパワーに欠ける打撃内容となってしまった。彼は34歳であり、球団が彼を来季呼び戻したとしても、劇的に数字が向上すると考える人はいないだろう」と手厳しく評している。
また同じく今季、ソフトバンクから新加入となった李大浩内野手は「B-」とまずまずの評価。今季、マイナー契約からメジャー昇格を勝ち取り、打率.253、14本塁打、49打点をマークした34歳について「6か月後の今、この挑戦はある程度の結果を残したと言えるだろう。李大浩はしっかりとその実力を発揮した一方で、スランプが長引くこともあり、それが3Aタコマはの降格に繋がった」とレポートしている。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count