“お騒がせ助っ人”ロッテ・ナバーロがCS活躍の予感? 最終戦で久々打点

「何かきっかけをつかみたいと思っていた」

“お騒がせ助っ人”のロッテ・ナバーロが、最後の最後にきて働いてくれそうな雰囲気になってきた。

 9月28日のソフトバンク戦から4試合連続でスタメン出場。伊東監督は、集中力に欠ける怠慢守備を見せたら、即ベンチと語っていたが、自分の立場をわかってか、4日の楽天戦では守備で美技を見せ、5日の楽天戦でも2回デスパイネ、井口が連続四球の無死一、二塁の場面で、相手先発塩見の134キロ内角球を詰まりながらも左前に気迫で落とす先制タイムリー打を放った。

 8月24日の日本ハム戦で1番に入り、中越え2点二塁打を放って以来の打点で「久しぶりのタイムリーだね。最後まで集中して、CSへ何かきっかけをつかみたいと思っていた。弾みをつけたい」と表情は明るい。

 9番に入った伏兵・中村も5回に塩見のフォークをうまく捉えて勝ち越しの左翼線二塁打。「個人的」にもいい状態でCSに入っていけたらいい」と中村。6回には右中間へ2打席連続のタイムリーとなる三塁打と、CSへ隠れた切り札になりそうな予感を漂わせていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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