イチロー50歳現役計画を後押し!? マ軍社長「毎日彼といられるなんて光栄」
契約した2年前は…「マイアミでこんなに活躍するとは誰も…」
データもイチローが衰え知らずであることを示している。記事によれば、勝利への貢献度を示すスタッツWARを見ると、今季のイチローは1.4で、2.6だった2012年以来の最高値だったという。イチローに絶大なる信頼を置くマッティングリー監督は「年齢とかそういった話は、もう辞めよう。イチは外野3ポジションをすべて守れるし、しかも上手いんだ。肩もまだいいし、まだまだ走れる」と高評価。「今季、外野の控えとしてイチが成し遂げたことは、球界のどのチームもうらやましかったと思う」と、年齢を感じさせない活躍ぶりを大絶賛したという。
来季はマーリンズで3シーズン目を迎えるイチローだが、ここまでチームにフィットするとは誰も予想していなかったようだ。記事によれば、サムソン社長は球団オーナーのローリア氏がイチロー獲得の打診をしてきた時の様子を振り返り「マイアミで彼がこんなに活躍するとは、その時は誰も思い描けていなかったと思う」と、いい意味での誤算だったことを明かしている。
イチローがマーリンズという球団に愛着を持っているのは、誰もが知るところ。マーリンズも同様に、イチローに対して特別な敬意を抱いている。記事では「相思相愛であることを考えると、彼がマーリンズの一員として引退する可能性は高いだろう」と指摘。サムソン球団社長も「毎日彼といられるなんて光栄。誰一人として、これを当たり前だと受け止めてはいない。それだけは確かだ」と、チーム代表として“生きるレジェンド”と共にプレーする喜びを代弁した。
来季でメジャー17年目、現役生活26年目に挑むイチロー。ユニフォームを脱ぐ日は、まだまだ先になりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count