CS開幕へSB工藤監督「ベストメンバーで」、M伊東監督「両外国人の働き期待」

SB内川「気持ちと結果が噛み合うように」、ロッテ鈴木「ロッテらしさを前面にだして」

 続いて、キャプテンであるソフトバンクの内川聖一、ロッテの鈴木大地のコメントを紹介する。

ソフトバンク内川聖一

「ここまできたら2位も3位も関係ない。お互いに負けたら終わりという戦いになるので、特別な試合になると思う。“さあ、やろう”という気持ち、“がんばろう”という気持ちは当然出てくると思うが、その気持ちと結果が噛み合うように、チーム全員でロッテさんに向かっていきたい。今は期待も緊張も不安もある。いろんな気持ちが入り混じって複雑な心境だが、明日のプレイボールの声がかかるまでに、気持ちの面も体の面も含めて100%の状態で臨めるように今日1日を過ごしたい」

ロッテ鈴木大地

「ボクたちは挑戦者の立場。気持ちの上でもロッテらしさを前面に出してやりたい。ギリギリまでシーズンを戦って、福岡に入ってきて実感がわいてきた。ソフトバンクさんにはシーズン中もやられているが、短期決戦なのでそれを意識しないように戦いたい。勝たないと終わりという戦い。千葉で応援してくれる人たちもたくさんいるので、そういう人たちの思いも込めて戦っていきたい」

 ソフトバンクのアドバンテージは地元開催という条件だけのガチンコ勝負。ここに来て打の役者が揃ったソフトバンクか、ファーストステージ無敗のロッテか。札幌行きの切符は1チーム分だけだ。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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