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2連敗で追い詰められたレッドソックス、1999年のミラクル再現なるか

ア・リーグ東地区で優勝したボストン・レッドソックスは中地区を制したクリーブランド・インディアンスに敵地で2連敗して、土俵際に追い詰められた。

CLEVELAND, OH - OCTOBER 07:  Manager John Farrell of the Boston Red Sox walks back to the dugout after making a pitching change in the sixth inning against the Cleveland Indians during game two of the American League Divison Series at Progressive Field on October 7, 2016 in Cleveland, Ohio.  (Photo by Jason Miller/Getty Images)

ファレル監督「第3戦は最後だと思って戦う」

 ア・リーグ東地区で優勝したボストン・レッドソックスは中地区を制したクリーブランド・インディアンスに敵地で2連敗して、土俵際に追い詰められた。

 第1戦は4-5で競り負け、2戦は0-6と大敗。インディアンスに投打で圧倒される好材料に乏しい2試合だった。最大の誤算は先発投手の乱調。第1戦で22勝を挙げた右腕リック・ポーセロが4回1/3を6安打5失点でKOされると、第2戦では17勝の左腕デービッド・プライスが3回1/3を投げて6安打5失点と打ち込まれた。左右のエースが2人合わせて7回2/3しか持たず、防御率11.75と大炎上。プライスはこれでポストシーズン通算2勝8敗となり、またも大舞台で結果を出すことができなかった。

 また、采配でも両チームの明暗が分かれた。レッドソックスは、第1戦、2戦ともにファレル監督の交代機が遅れ、追加点を与えてしまった感は否めない。インディアンスのテリー・フランコナ監督が第1戦でセットアッパーのアンドリュー・ミラーを5回から投入し、中盤に流れを引き留めたのとは対照的だった。序盤に相手の流れを渡しては、クレイグ・キンブレル、上原浩治という終盤の切り札を生かせない。打線もつながりを欠いた。

 ア・リーグ地区シリーズでチームが先に2連勝したケースは28度あり、そのうち23度でリーグ優勝決定シリーズに進んでいる。だが、レッドソックスは1999年に同じく敵地でインディアンスに2連敗した後、3連勝を飾った経験がある。とはいえ、圧倒的に不利な状況は変わらず、先発陣の健闘と打線の奮起が無ければ、3連敗もあり得る状況。「われわれが追い込まれたという状況なのは明らか。バックホルツがマウンドに上がる第3戦は最後だと思って戦う」とファレル監督。本拠地のボストンに戻って出直すことになった第3戦で再び意地を見せ、1999年のミラクル再現への第1歩を踏み出せるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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