ダルビッシュも打たれ敗退危機のレ軍、元広島ルイスに「一縷の望みかける」
「日本でのプレーを決めたことと同様に、活躍する機会を与えられたということ」
記事では、このように説明。ジェフ・バニスター監督が「ルイスがこの役目を担うことになった理由は…今年の働きぶりによるものだ」と話したことも伝えている。また、ルイス自身も「重荷だとは感じていません。良い機会をもらった、という感じです。日本でのプレーを決めたことや、自分のキャリアで起こってきた他のことと同様に、活躍する機会を与えられたということだと思っています。それを胸に挑みます」と決意を明かしたという。
ここまでの2試合では、レンジャーズ自慢の「ダブルエース」がブルージェイズの強力打線に屈した。自身初の1イニング3被弾を含む4本塁打を浴びたダルビッシュは、試合後に通訳を介して「今日は速球に頼り過ぎたのかもしれない」と振り返ったことを、地元メディアは伝えていた。「ダラス・モーニング・ニュース」も「ブルージェイズの打者は速球を捉えることでレンジャーズを打ち破ってきた。バニスター監督も、直球の選択に関してミスがあったと認めている」と指摘。ただ、これがルイスの投球を生かすことになるという。
「この事実は、ルイスに魅力的な選択肢を与えることになる。強打の右打者が揃うブルージェイズ打線相手に、ルイスは88マイルの速球を効果的に使うこともできるが、スライダーを多用した攻めをしていくだろう。スライダーはルイスにとって頼れる球種だ。(データサイトの)Brooksbaseball.netによると、ルイスのスライダーの被打率は.249となっている」
記事ではこう紹介した上で「コルビー・ルイスは未だかつてないほどに、頼りにされている」と締めくくっている。悲願の世界一へ、かつて広島でも活躍した右腕が望みをつなげるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count