決勝打を放ったヒーロー、DeNA嶺井「広島での戦いを勝ち進んでいきたい」

延長11回にレフト線へ決勝打、最後は守護神・山﨑康を好リード

 延長11回の熱戦の末、4-3で巨人を下し、CSファイナルステージへコマを進めたDeNA。決勝打を放った3年目捕手・嶺井博希は「つなぐことだけを考えた」と値千金の一打を振り返った。

 今季の大半を2軍で過ごした嶺井は「この1年間、チームのみんなが頑張ってくれて、ここにいる」とチームメイトに感謝。「今年はファームの時間が長くて、ファームのコーチの方と過ごした時間が形になった」と、2軍で過ごした日々の結晶だったことを明かした。

 11回裏にマスクをかぶってからは、守護神・山﨑康晃を好リード。最後は阿部に本塁打かという大飛球を打たれたが、「ピンチになったんですが、康晃がなんとかしめてくれ」と、しっかり抑えた守護神を称えた。

 12日から広島で戦うファイナルステージに向けて「広島にいったら1戦1戦全員で頑張りたいと思います。広島での戦いを勝ち進んでいきたいと思います」と、大きな笑顔で意気込んだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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