前田健太、PO初登板も4失点KOで責任を背負い込む 「チームに申し訳ない」
敗戦投手でナショナルズに王手かけられる、「完全に失投を全て打たれた」
ドジャースの前田健太投手は10日(日本時間11日)、本拠地でプレーオフ地区シリーズ第3戦のナショナルズ戦に先発。しかし、3回5安打4失点2四球4奪三振の乱調に終わり、敗戦投手となった。初登板となったポストシーズンのマウンドで3回に一挙4失点を喫し、無念のKO。ドジャースは9回にクローザーのジャンセンも崩れて3-8で敗戦し、1勝2敗とナショナルズに王手をかけられた。
前田は初回、ハーパー、レンドンに連続四球を与えるなど2死満塁としたが、ジマーマンを空振り三振に切って取りピンチを脱出。しかし、この回だけで28球を要した。
ドジャースはその裏にシーガーが適時二塁打で先制し、前田は2回は3者凡退の好投。リズムに乗ったかに見えたが、3回にワースにライト線への適時二塁打を浴びて同点とされた。さらに、ハーパーに勝ち越し打を許すと、1死三塁からレンドンにはレフトスタンドへの2ランを被弾。この回一挙4失点を喫し、その裏の攻撃で代打を送られた。
前田は試合後、3回の投球について地元メディアに聞かれ「単純に自分のミスしたーボールを打たれただけだと思います」と振り返った。「初回はちょっと慎重になって、際どいところがボールになって球数がかさんでしまったんですけど…。3回は完全に失投を全て打たれたと思います」。この試合では球審の判定も厳しかったが、責任を背負い込んだ。