ジャイアンツが崖っぷちから“生還” 延長13回サヨナラ勝利で1勝2敗に

8回はギラスピーがチャップマンから逆転打、最後はパニクがサヨナラ打で3連敗阻止

 ジャイアンツは10日(日本時間11日)、プレーオフの地区シリーズ第3戦でカブスに6-5でサヨナラ勝ちし、1勝2敗と踏みとどまった。先発バムガーナーが2回に相手先発アリエッタに3ランを浴び、昨年から続くポストシーズンの無失点が24イニング連続でストップするも、8回にギレスピーがクローザーのチャップマンから逆転ツーベース。9回にブライアントのホームランで同点に追いつかれたが、最後は延長13回にパニクがサヨナラ打を放ち、崖っぷちで大きな1勝を挙げた。

 ジャイアンツのバムガーナー、カブスのアリエッタと実績のある両投手の投げ合いとなった一戦。先制点はまさかの形で入った。2回、カブスが2死一、二塁とチャンスを作り、打席にはアリエッタが入る。1ボール2ストライクから直球を振り抜くと、打席は左翼席へと飛び込んだ。昨年からポストシーズンでは24イニング連続無失点と無類の強さを見せていたバムガーナーだったが、ピッチャーに被弾して25イニングぶりの失点を喫した。

 一方のジャイアンツは3回、ポージーのタイムリーで1点を返す。バムガーナーは6回で降板すると、この回にベルトの犠飛で1点差に迫った。

 ジャイアンツは6、7回とロウが無失点に抑えると、8回はストリックランドも無失点。カブスもアリエッタが6回2失点で降板後、ストロップ、ウッドが7回の1イニングを無失点に抑える。

 しかし、ジャイアンツ打線は8回も続投したウッドから先頭ベルトがヒット。ここで登板したロンドンからポージーが四球を選び、無死一、二塁となったところで、カブスのマドン監督は守護神チャップマンを投入。メジャーNO1の剛腕の前に4番ペンスは101マイル(約163キロ)の直球で空振り三振に倒れた。だが、続くギラスピーは101マイルの直球を右中間に運び、一気に2者が生還。ジャイアンツが逆転に成功した。さらにクロフォードもタイムリーを放つと、パニクも四球を選び、チャップマンをマウンドから引きずり下ろした。

 しかし9回、ロモがブライアントに同点2ランを浴び、試合は振り出しに。その後は両チームの救援陣が無失点に抑えていたが、延長13回にジャイアンツのパニクがモンゴメリーからサヨナラ打。1勝2敗として、何とか踏みとどまった。

 カブスは108年ぶり世界一を目指すが、3連勝での突破はならず。一方、逆襲を狙うジャイアンツは2010、2012、2014年と2年おきに世界一に輝いており、ワイルドカードでプレーオフ進出を果たした今季もワールドシリーズ制覇に期待がかかっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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