CSファイナルステージ開幕! 初戦先発の大谷翔平「すごく楽しみです」
初戦勝利に大きな自信「打線の調子もいいので、試合を作れば大丈夫」
日本ハムの大谷翔平投手が12日のCSファイナルステージ第1戦ソフトバンク戦(札幌ドーム)に先発する。前日練習で、栗山英樹監督がリアル二刀流を封印し、投手専念で臨ませる意向を示唆。今季の対ソフトバンク戦は4試合登板、2勝0敗、防御率1.26と相性抜群だ。
「すごく楽しみです。調整の時間は十分にあった。相手によって自分の投球が変わることはない。使ってもらったところでしっかりやるだけです」
首位攻防戦となった9月21日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では8回4安打1失点(自責0)。4年ぶりリーグ優勝へ大きく前進させる投球となったが、その時は柳田悠岐が右手薬指を骨折して離脱していた。昨年トリプルスリーを達成した絶対的な中心打者。それでも、164キロ右腕は打線として抑える考えを繰り返した。
「いい打者ですし、クリーンアップを打っている。大事なポイントかなと思いますけど、そこさえ抑えれば勝てるというわけでもない。特には意識していないです」
昨年のロッテとのCSファーストステージ第1戦では2回2/3で5失点を喫して敗戦投手。レギュラーシーズン2位だったチームはCSファイナルステージに進むことが出来なかった。
「相手は違う。とにかく初戦が大事だと思います。勝てば何でもいい。自分に勝ちが付くとか付かないとかは関係ない。まずはゲームを作ること。打線の状態もいいので、試合を作れば大丈夫。初戦を取れるように頑張ります」