優勝決定S開幕前にカブス指揮官が牽制「マエダは最近長い回を投げてない」

カブスのマドン監督が、前田健太の早期降板傾向を指摘

 15日(日本時間16日)から始まるナ・リーグ優勝決定シリーズは、中地区1位カブスが本拠地シカゴで西地区1位ドジャースを迎え撃つ。第1戦の先発はカブスがエース左腕レスター、ドジャースは前田健太と発表された。14日(同15日)に行われた記者会見で、知将として知られるカブスのマドン監督は、前田が最近見せている傾向について指摘したという。球団公式サイトが伝えている。

 メジャー1年目の今季、開幕からローテを外さずに32試合に投げた前田だが、レギュラーシーズン中にカブスとの対戦はない。初対戦の場合、勝負は打者よりも投手に分があると言われているが、カブスのマドン監督は前日会見で前田が最近見せている傾向を指摘し、第1戦を前に牽制した。

「彼(前田)の状態がいいかによるだろう。ただ、最近の登板を見てみると、あまり長いイニングを投げていないことがわかる。もちろん、その実力はあるのだが」

 10日(同11日)ナショナルズとの地区シリーズ第3戦に先発した前田は、3回を投げて5安打4失点で降板し、黒星を喫した。シーズン最終戦となった2日(同3日)ジャイアンツ戦は、3回途中で9安打5失点で黒星。実は、8月以降プレーオフを含む12試合の登板を見てみると、投球回が5回を超えたのは4試合だけで、最近3試合は5回にも到達していない。

 対するカブスの第1戦先発、左腕レスターは、7日(同8日)の地区シリーズ、ジャイアンツ戦で8回5安打無失点。レギュラーシーズンは前田と同じ32試合に先発しているが、202回2/3を投げており、前田の175回2/3を大きく上回っている。

 スタミナと経験という点では、カブスに一日の長がありそうだが、果たして前田はこの状況を跳ね返すことができるのだろうか。決戦は15日(同16日)に火ぶたが切って落とされる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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